日本で最も重いザボン類（晩白柚）の記録は、熊本県立八代農業高等学校の園芸科学科の生徒たちによって樹立されたものである。2014年12月に収穫されたその晩白柚は、重さが4859.7グラムにも達し、翌2015年に「最も重いザボン類」としてギネス世界記録に認定された。生徒たちが、日々の熱心な栽培管理と研究を重ねた結果、この日本一重い果実が誕生した。この快挙は、地域の特産品である晩白柚の魅力を世界に発信するとともに、農業を学ぶ高校生たちに大きな夢と希望を与えた。