プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎氏は、2013年5月23日、80歳223日という年齢で世界最高峰エベレスト（標高8848m）への登頂を成功させた。これは、8000m級の高峰に登頂した日本最高齢記録である。三浦氏はこの時、自身が70歳と75歳で樹立したエベレスト登頂の最高齢記録をさらに更新した。過去に複数回の大病や手術を乗り越えての挑戦であり、その不屈の精神と科学的なトレーニング、そして彼を支えるチームの力は、多くの人々に感動と勇気を与えた。この偉業は、年齢を重ねてもなお大きな目標に挑戦し続けることの価値を示した、まさに日本一の記録といえる。