株式会社ニューバランス ジャパンは、2014年3月3日にテニス界に衝撃を与える記録を打ち立てた。同社が開発したサーブマシン「NBラオニッチロボ」が、東京都八王子市の中央大学テニスコートにて、時速273kmという驚異的なスピードのサーブを放ち、マシンによる「日本一」速いサーブ記録を達成したのである。この速度は、世界トップクラスのプロテニス選手が放つサーブを遥かに凌駕するものであり、当時の男子プロテニスの最速サーブ記録をも上回っていた。この挑戦は、同社がサポートするミロシュ・ラオニッチ選手のパワフルなサーブを再現するというコンセプトのもと行われ、日本の技術力がスポーツの分野でいかに高いポテンシャルを秘めているかを示す、ユニークで画期的なイベントとなった。