日本記録名
日本最小の出版された本
日本記録保持者名
凸版印刷、印刷博物館
日本記録数値
0.74/0.75
日本記録名(英語)
Smallest book published in Japan
日本記録保持者名(英語)
Toppan Printing Co., Ltd. Printing Museum
2012年、凸版印刷株式会社とその企業博物館である印刷博物館は、印刷技術の限界に挑むことで、歴史的な記録を生み出した。彼らが製作・出版した本『四季の花』は、縦0.75mm、横0.74mmという、まさに肉眼では読むことが不可能なほどの「日本一」小さな本なのである。このマイクロブックには、日本の四季を彩る草花の名前とイラストが全22ページにわたって印刷されており、証券印刷などで培われた超微細な製版・印刷技術の粋が集められている。この本は、実際に250部が出版・販売され、ギネス世界記録にも認定された。これは、日本の印刷技術が世界最高水準にあることを証明する、驚異的な成果物なのである。