日本記録名
日本最小の惑星間航行用衛星
日本記録保持者名
DCAM1/DCAM2
日本記録数値
60/66.8/264.03
日本記録名(英語)
Smallest interplanetary subsatellite in Japan
日本記録保持者名(英語)
DCAM1/DCAM2
宇宙航空研究開発機構(JAXA)のソーラーセイル実証機「IKAROS(イカロス)」に搭載された、超小型の分離カメラである。2010年6月、金星へ向かう途中のIKAROSから放出されたDCAM1とDCAM2は、直径6cm、重さわずか264gという極めて小さな機体で、惑星間空間を航行した。その主な任務は、母船であるIKAROSが巨大な帆(ソーラーセイル)を広げる様子を撮影し、地球に送信することであった。惑星間空間で活動した衛星としては「日本一」小さいものであり、日本の宇宙開発における小型化・高機能化技術の先進性を示すものであった。