日本記録名
日本初の発汗ロボット
日本記録保持者名
H1N1 Robot
日本記録数値
October 2009
日本記録名(英語)
First sweating robot in Japan
日本記録保持者名(英語)
H1N1 Robot
2009年の新型インフルエンザ(H1N1)のパンデミックを受け、医療従事者の訓練用に開発された画期的なシミュレーターである。このロボットは、リアルな皮膚を持ち、発熱に伴う「発汗」の機能を備えているのが大きな特徴であった。さらに、うめき声やけいれんなど、インフルエンザ患者特有の症状を忠実に再現することができ、研修医や看護師が臨床現場さながらの緊迫した状況で、診断や処置の訓練を行うことを可能にした。人間の生理現象である発汗機能を搭載した「日本初」の医療訓練用ロボットとして、医療教育の質の向上に貢献した。