日本記録名
日本最高齢の長編映画監督デビュー
日本記録保持者名
Takeo Kimura
日本記録数値
90
日本記録名(英語)
Oldest debut as a feature film director in Japan
日本記録保持者名(英語)
Takeo Kimura
長年にわたり数多くの名作映画で美術監督を務めてきた木村威夫(きむら たけお)氏は、「最高齢での長編映画監督デビュー」というギネス世界記録を持っている。1918年生まれの木村氏は、鈴木清順監督作品などで知られる伝説的な美術監督であったが、2008年10月18日、自身の半生を基にした映画『夢のまにまに』で、90歳にして初めて長編映画のメガホンを取った。主演は俳優の長門裕之が務め、幻想的で独創的な映像美は高い評価を受けた。90歳という年齢で新たな創作活動に挑んだその情熱と探求心は、多くの映画人やファンに大きな感銘を与え、日本一遅咲きの映画監督として映画史にその名を刻んだ。