日本記録名
日本で最も急勾配な参道階段の神社
日本記録保持者名
太田山神社
日本記録数値
平均45度、最大50度
日本記録名(英語)
Shrine with the steepest approach stairs in Japan
日本記録保持者名(英語)
Ota-San Shrine
北海道久遠郡せたな町に鎮座する太田山神社は、その参道が日本で最も急勾配であることで知られている。本殿は標高485メートルの太田山中腹にあり、そこへ至る道はまさに苦行そのものである。参拝者は、139段の急な石段を登った後、鎖やロープを頼りに、ほぼ垂直に近い岩壁をよじ登らなければならない。その平均斜度は45度、最も険しい場所では50度にも達すると言われ、体力と覚悟が試される。この過酷な参道は、修験道の霊場としての歴史を今に伝えており、無事に参拝を終えた時の達成感は格別である。道南五大霊場の一つにも数えられ、その険しさにおいて、まさに日本一の参道を持つ神社である。