日本記録名
日本初のタカジアスターゼ・アドレナリン発見
日本記録保持者名
高峰譲吉
日本記録数値
1894年
日本記録名(英語)
First person to discover takadiastase adrenaline in Japan
日本記録保持者名(英語)
Jokichi Takamine
化学者の高峰譲吉は、日米を舞台に活躍し、数々の画期的な発見を成し遂げた。1894年、麹菌から強力なデンプン分解酵素「タカジアスターゼ」を発見・抽出し、日本初の画期的な消化酵素剤として実用化した。さらに1900年には、牛の副腎から、世界で初めてホルモンである「アドレナリン」を結晶として純粋な形で取り出すことに成功した。アドレナリンの発見は、止血剤や強心剤としての応用を可能にし、その後の医療の発展に計り知れない貢献をした。彼の業績は、日本の科学技術の高さを世界に示し、バイオテクノロジーの先駆けとなった。