日本記録名
日本初のMK鋼発明
日本記録保持者名
三島徳七
日本記録数値
1934年
日本記録名(英語)
First inventor of MK steel in Japan
日本記録保持者名(英語)
Tokushichi Mishima
東京帝国大学の金属学者であった三島徳七が、1931年に、鉄、ニッケル、アルミニウムを主成分とする新しい永久磁石用合金を発明した。これは「MK鋼」と名付けられ、従来の磁石鋼に比べて格段に強力な磁力を持つ、画期的な発明であった。このMK鋼の発明は、日本初の世界的な大発明として高く評価され、その後の世界の工業製品の性能向上に絶大な影響を与えた。モーターやスピーカー、各種計測機器などの小型化・高性能化を可能にし、日本の産業技術の発展に大きく貢献した。この功績により、三島は1950年に文化勲章を受章している。