日本記録名
日本最古の魚拓
日本記録保持者名
魚拓「錦糸堀の鮒」
日本記録数値
1839年
日本記録名(英語)
Oldest gyotaku in Japan
日本記録保持者名(英語)
Fish rubbings "Carp in Kinshobori"
日本に現存する最古の魚拓は、1839年(天保10年)に作製された「錦糸堀の鮒」であるとされている。この魚拓は、出羽庄内藩の第9代藩主である酒井忠発(ただあき)が、現在の東京都墨田区錦糸町付近にあった錦糸堀で釣り上げたフナを記録したものである。魚拓は、釣りの成果を記録するだけでなく、魚の姿を芸術的に表現する日本独自の文化であり、その発祥は庄内藩とされている。この「錦糸堀の鮒」は、その歴史の古さにおいて日本一の魚拓であり、現在は山形県鶴岡市の鶴岡市郷土資料館に所蔵され、日本の釣り文化の源流を今に伝えている。