日本記録名
日本初の食品サンプル開発
日本記録保持者名
岩崎瀧三
日本記録数値
1932年
日本記録名(英語)
First person to develop food samples in Japan
日本記録保持者名(英語)
Takizo Iwasaki
岐阜県郡上八幡出身の岩崎瀧三が、1932年に、妻が作ったオムレツからヒントを得て、蝋(ろう)を使った日本初の食品サンプルの事業化に成功した。食堂の店先に本物の料理を並べるのが当たり前だった時代に、精巧でリアルな食品サンプルは、メニューの内容を客に分かりやすく伝える画期的な販促ツールとして、全国の飲食店に急速に普及した。彼の発明は、日本の外食文化の発展を陰で支える巨大な産業へと成長した。現在、彼が創業した会社は国内トップシェアを誇り、食品サンプルは日本独自の文化として海外からも注目されている。