日本記録名
日本初の小型軽量デジタルプリンタ
日本記録保持者名
EP-101
日本記録数値
1968年9月
日本記録名(英語)
First compact and lightweight digital printer in Japan
日本記録保持者名(英語)
EP-101
1968年9月、諏訪精工舎(現セイコーエプソン)は、世界初であり、もちろん日本初となる小型軽量のデジタルプリンタ「EP-101」を開発した。当時、電子式卓上計算機(電卓)は急速に普及し始めていたが、その計算結果を印刷するプリンタは、大型で高価なものがほとんどであった。EP-101は、独自のメカニズムにより、従来品の10分の1以下のサイズと重さを実現し、多くの電卓メーカーに採用された。この大ヒットが、後の「EPSON(エプソン=Electric PrinterのSONたちの意)」ブランドの誕生に繋がり、同社がプリンタ市場で世界的な地位を築く礎となった。まさに、日本の精密加工技術が生んだ画期的な製品である。