日本記録名
日本初のiPS細胞作製技術確立
日本記録保持者名
山中伸弥
日本記録数値
2006年
日本記録名(英語)
First person in Japan to establish the technology for producing iPS cells
日本記録保持者名(英語)
Shinya Yamanaka
京都大学の教授である山中伸弥が率いる研究グループが、2006年に、マウスの皮膚細胞に特定の遺伝子を導入することで、体のあらゆる組織や臓器に分化する能力を持つ「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」を作製することに、世界で初めて成功した。これは、再生医療や難病の原因解明、創薬研究に革命をもたらす可能性を秘めた、日本初の歴史的な大発見である。翌2007年には、ヒトiPS細胞の樹立にも成功。この業績により、山中教授は2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、日本の科学技術の高さを世界に知らしめた。