日本記録名
日本人初のエベレスト(北壁)登頂
日本記録保持者名
重広恒夫・尾崎隆
日本記録数値
1980年
日本記録名(英語)
First Japanese to climb Everest (North Face)
日本記録保持者名(英語)
Tsuneo Shigehiro / Takashi Ozaki
1980年5月10日、日本山岳会登山隊の重広恒夫と尾崎隆が、世界最高峰エベレスト(標高8848m)の北壁からの登頂に成功した。これは、エベレストの三大岩壁の一つに数えられる極めて困難なルートである北壁を攻略しての、日本人初の登頂という登山史に残る偉業である。北壁ルートは、ネパール側からの南東稜ルートに比べて気象条件が厳しく、技術的にも難易度が高いとされている。この困難な挑戦を成功させたことは、日本の登山技術と精神力の高さを世界に示し、日本のヒマラヤ登山の歴史に新たな金字塔を打ち立てた。