日本記録名
日本最古の大仏
日本記録保持者名
釈迦如来像(飛鳥大仏)
日本記録数値
609年
日本記録名(英語)
Oldest Great Buddha statue in Japan
日本記録保持者名(英語)
Shaka Nyorai Statue (Asuka Daibutsu)
日本最古の大仏として知られるのは、奈良県明日香村の安居院(飛鳥寺)に安置されている銅造釈迦如来坐像、通称「飛鳥大仏」である。この仏像は、推古天皇の勅願により、609年(推古17年)に仏師・鞍作鳥(くらつくりのとり)によって造立された。度重なる火災により、顔の一部や指先などを除いて後世の補修を受けているが、その基底部や顔の面影には、飛鳥時代の様式が色濃く残っている。日本の仏教文化の黎明期を象徴する存在であり、その制作年代の古さにおいては、まさに日本一の大仏として、1400年以上にわたり人々の信仰を集め続けている。