日本記録名
南極の岬に名前を残した初めての日本人
日本記録保持者名
高木兼寛(高木岬)
日本記録数値
1959年
日本記録名(英語)
First Japanese to leave his name on a cape in Antarctica.
日本記録保持者名(英語)
Kanehiro Takagi (Cape Takagi)
医師であり、海軍軍医であった高木兼寛の功績を称え、南極大陸の岬に彼の名が付けられたという記録である。この「高木岬(Cape Takagi)」は、1959年に英国南極地名委員会によって命名されたものであり、南極の地に日本で初めて日本人の名前が公式に残されることとなった。これは、彼がビタミンの発見に先駆けて、食事の改善(麦飯の導入)によって海軍の脚気を撲滅したという、世界的な偉業が高く評価された結果である。彼の先見性と独創的な研究は、医学の発展に大きく貢献し、その名は遠く離れた南極の地で永遠に記憶されることとなった。日本の医学界が世界に誇る先覚者の栄誉を象徴する記録である。