2024年3月16日に開業した北陸新幹線の敦賀駅は、新幹線のホームの高さが地上約37メートルに達し、日本で最も地上から高い場所にある新幹線の高架駅である。この高さは、12階建てのビルに相当する。駅舎は3層構造で、1階に在来線特急ホーム、2階に乗り換えコンコース、そして最も高い3階に新幹線ホームが配置されている。この構造は、既存の駅施設との接続や、効率的な乗り換えを実現するために採用された。ホームからは、敦賀の港や街並みを一望できる壮大なパノラマが広がり、まさに「天空の駅」と呼ぶにふさわしい、日本一の高さを持つ新幹線駅となっている。