日本記録名
日本初のバームクーヘン販売
日本記録保持者名
カール・ユーハイム
日本記録数値
1919年3月4日
日本記録名(英語)
First sale of baumkuchen in Japan
日本記録保持者名(英語)
Karl Joseph Wilhelm Juchheim
カール・ヨーゼフ・ヴィルヘルム・ユーハイムは、ドイツ出身の菓子職人で、第一次世界大戦中に捕虜として日本に連行された後、兵庫県神戸市に株式会社ユーハイムの前身である喫茶店「JUCHHEIM'S」を開店した。日本で初めてバウムクーヘンを作り、マロングラッセを販売した人物として知られる。1919年3月4日、広島県が似島検疫所のドイツ人捕虜が作った作品の展示即売会を開催することになり、ユーハイムはバウムクーヘンなどの菓子を作ることになった。この時ユーハイムは菓子の味を日本人向けにアレンジ(ユーハイムは青島市が日本軍に占領された際の経験から、バターを多く使用した菓子が日本人に受け入れられないことを知っていた)することにも成功し、ユーハイムの作った菓子は好調な売れ行きをみせた。