宮城県気仙沼市北部の鹿折金山で1904年に発見された自然金塊は、日本国内で発見された自然金塊で歴代最大で、その大きさから「モンスターゴールド」と呼ばれた。発見されたその年に、アメリカのセントルイス万国博覧会に出品されている。この博覧会でモンスターゴールドは、銅メダルを授与されており、そのときのメダルと賞状は気仙沼市の市長室に保管されている。現在は地質標本館に展示されているが、発見当時のモンスターゴールドの大きさの6分の1程度（362グラム）の大きさとなっている。