10代で上京し、県内で建築資材の会社を経営。体を動かすことは好きだが、仕事が忙しく自由に使える時間はなかった。80歳で富士山登頂に成功した後、サーフィンをしてみようと思い立った。最高齢のサーファーとしてギネス世界記録に挑戦し、見事に認定された。佐野さんは、集まった報道陣らを前に「大きな波ではなく、さざ波に乗る気持ちでやれば誰でも楽しめる」「可能性は、みんなにあると伝えたい」と喜んだ。