日本記録名
日本最大の伝送容量の光ファイバー(標準外径)
日本記録保持者名
情報通信研究機構(NICT)と住友電気工業
日本記録数値
1.7ペタ(P)ビット/秒
日本記録名(英語)
Largest transmission capacity optical fibre in Japan
日本記録保持者名(英語)
NICT and Sumitomo Electric Industries, Ltd.
情報通信研究機構(NICT)と住友電気工業は2023年3月、伝送容量が世界最大となる1.7ペタ(P)ビット/秒の新型光ファイバー(標準外径)を開発し、63.5km(キロメートル)の伝送実験に成功した。8K放送(圧縮後のビットレートが80M~100Mビット/秒)なら1700万~2150万チャンネルに相当する。2030年以降のBeyond 5G/6G時代における大洋横断級の光海底ケーブル実現に向ける。今回の成果は光ファイバー関連の世界記録が頻出する光ファイバー関連の国際会議「OFC(Optical Fiber Communication Conference and Exposition) 2023」(2023年3月7~9日、米サンディエゴ)で発表された。これまでの世界記録は1.53Pビット/秒だった。