東京都新宿区にある国立競技場に設置された360度リボンビジョンは、その全長が640メートルに達し、常設のリボンディスプレイとしては日本一の長さを誇るものである。この施設は2019年11月30日に竣工し、新たな日本のスポーツの聖地として誕生した。NECによって納入されたこの巨大な映像装置は、スタジアムの観客席2層目の全周にわたって途切れることなく設置されており、どの座席からでも競技情報や演出映像などを楽しむことができる。スポーツの国際大会や大規模なイベントの際に、会場全体の一体感を高め、観客にこれまでにない臨場感と興奮を提供する上で中心的な役割を果たしている。この日本最長のリボンディスプレイは、国立競技場が世界に誇る最新鋭の設備の一つである。