関西でタコを食べる風習がある「半夏生」の7月2日、兵庫県明石市沖で日本最大とみられる5.8kgのマダコが釣り上げられた。釣ったのは井上翔さんで、遊漁船「明石恵比寿丸（船長：沼端雅敏）」に知人と乗り込み、タコ釣りは初挑戦だった。巨大タコを巡っては、6月下旬に同じ明石市沖で5.4kgのマダコが水揚げされ、専門家が「日本記録と言っても差し支えない」と太鼓判を押したばかりだった。そのタコは姫路市立水族館に寄贈されて展示中で、その記事を見た直後だったという。