日本記録名
日本歴代最大10分間降水量(気象庁観測)
日本記録保持者名
北海道 渡島地方 木古内
日本記録数値
55.0mm(2021年11月2日)
日本記録名(英語)
Largest 10-minute precipitation ever in Japan (JMA)
日本記録保持者名(英語)
Kikonai Hokkaido
日本の気象観測史上、10分間という極めて短時間に降った雨の量の最大記録は、55.0mmである。この「日本一」猛烈な雨は、2021年11月2日に北海道渡島地方の木古内町で観測された。誰がいつどこでこの記録を観測したかというと、気象庁が設置しているアメダス(地域気象観測システム)によって捉えられたものである。11月の北海道でこれほどの豪雨が記録されるのは異例であり、この時には記録的短時間大雨情報も発表された。この記録は、短時間に集中して発生する「ゲリラ豪雨」の脅威と、気候変動に伴う降雨パターンの極端化を象徴するデータとして、防災上、非常に重要な意味を持つ。