日本記録名
日本歴代最大1時間降水量(気象庁観測)
日本記録保持者名
千葉県香取(1999年10月27日)、長崎県長浦岳(1982年7月23日)
日本記録数値
153mm
日本記録名(英語)
Largest 1-hour precipitation ever in Japan (JMA)
日本記録保持者名(英語)
Katori, Chiba prefecture, Nagauradake, Nagasaki
日本の気象観測史上における1時間降水量の最大記録は153mmである。この「日本一」の記録は異なる年に二つの場所で観測されている。誰がいつどこで記録したかというと最初は1982年7月23日に長崎県西彼杵郡琴海町(現在の長崎市)の長浦岳で次に1999年10月27日に千葉県香取郡山田町(現在の香取市)でそれぞれ気象庁によって観測された。長崎の記録は「長崎大水害」を引き起こした集中豪雨によるものであり千葉の記録は発達した低気圧がもたらした豪雨によるものである。これらの記録は短時間の降雨がいかに激甚な災害を引き起こすかを示すものであり日本の治水・防災対策において重要な指標となっている。