栃木県真岡市に鎮座する大前恵比寿神社。その境内にそびえ立つ「日本一えびす様」は、像本体の高さが13メートル、台座を含めると20メートルにも達する、えびす像としては日本最大の像である。1989年に地元の有志によって奉納されたこの巨大なえびす様は、満面の笑みで参拝者を迎え、大きな鯛を抱える姿は、商売繁盛や開運招福の象徴として多くの信仰を集めている。大谷石で作られた巨大な台座も特徴的で、その圧倒的な存在感は神社のシンボルとなっている。まさに、福を招く日本一の大きさを誇るえびす像なのである。