日本記録名
日本最大の標準外径光ファイバーによる長距離データ転送容量
日本記録保持者名
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
日本記録数値
毎秒1.02ペタビット
日本記録名(英語)
Largest long-distance data transfer capacity using a standard-cladding-diameter optical fiber in Japan
日本記録保持者名(英語)
National Institute of Information and Communications Technology (NICT)
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が主導する国際研究チームが2025年4月に発表した、情報通信技術における金字塔である。標準的な外径を持つ19コア光ファイバーを用い、1808kmの長距離にわたって毎秒1.02ペタビットという世界最大のデータ伝送容量を達成した。この記録は標準外径ファイバーで毎秒1ペタビットを超える伝送を1000km以上の距離で成功させた世界初の事例であり、紛れもなく日本一の技術成果と言える。この伝送容量は8K放送を同時に1000万チャンネルも送れる計算になり、将来の爆発的なデータ通信需要に応えるための基幹通信システム実現に大きく貢献することが期待される。既存のインフラと互換性のある技術での達成という点も高く評価されている。