木村 公也氏は、京都府警在職中の平成4年から独自にサイバー犯罪捜査を始め、平成5年にはサイバー犯罪初摘発の表彰、平成6年に京都府警察本部長から個人賞誉を受賞、平成13年に全国警察にサイバー捜査部門が発足後も、ファイル共有ソフトの国際捜査・摘発に従事した他、警察庁指定広域技能指導官として活躍するとともに、10年以上にわたり法務省での検察官研修のサイバー犯罪に関する講師等を努め、平成26年には警察功労賞で天皇皇后両陛下に拝謁するなど、これまでに多くの表彰や報道で取り上げられた。警察官を退職後も、引き続き、NECサイバーセキュリティ戦略統括部、日本サイバー犯罪対策センターに所属して全国の捜査官のサイバー犯罪対策の指導に当たっており、これまで7000人近い警察官、検察官、海上保安官、麻薬取締官、自衛官に対してサイバー捜査の指導を行ってきた。木村氏は日本におけるサイバー犯罪対策の先駆者・第一人者であり、その経歴期間は国内最長といえる。