麻布台ヒルズ森JPタワーは、東京都港区の再開発事業「麻布台ヒルズ」の中心をなす超高層ビルであり、2023年6月30日に竣工、同年11月24日に開業した。その高さは約330mで、大阪市の「あべのハルカス」を抜き、日本一高いビルとなった。オフィス、商業施設、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、医療施設などが一体となった複合施設であり、「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街」をコンセプトに、都市に新たな価値とライフスタイルを提案している。建築家ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツによる洗練されたデザインも特徴であり、日本の建築史に新たな記録を打ち立てた建造物である。