日本記録名
日本最小の切手
日本記録保持者名
竜銭切手
日本記録数値
20mm×20mm
日本記録名(英語)
Smallest postage stamp in Japan
日本記録保持者名(英語)
Ryusen Kitte
日本最小の切手は、1872年(明治5年)に発行された「竜銭切手」のシリーズである。これらの切手は、一辺が約20mm四方の正方形で、それ以前に発行された「竜文切手」よりも小型化された。この大きさは、現在発行されている切手と比較しても非常に小さく、日本の郵便制度の黎明期を象徴する存在である。中でも、「竜銭切手」の半銭(5厘)のものは、サイズが約18.5mm四方とされ、これが実質的な日本一小さい切手として知られている。デザインは、中央に額面、四隅に竜の模様が描かれており、当時の印刷技術の粋を集めたものであった。その小ささと歴史的価値から、収集家の間では非常に人気が高い。