日本記録名
日本で最も多くの別名を使ってレコードを出した歌手
日本記録保持者名
楠木繁夫
日本記録数値
55の別名
日本記録名(英語)
Most aliases used for a single professional singer in Japan
日本記録保持者名(英語)
Shigeo Kusunoki
昭和初期から戦後にかけて活躍した歌手、楠木繁夫が樹立した日本記録である。楠木は、その変幻自在な歌声と表現力を活かし、黒田進、門田 大六、うたゝね徹、紅屋太郎など、合計55もの芸名を使い分けてレコードを吹き込んだ。これは、一人の歌手が使用した別名の数としては日本一であり、彼の多才さと、時勢や楽曲に応じて様々なキャラクターを演じ分けた卓越したプロ意識を物語っている。その活動は、日本のレコード産業の黎明期において、多様なジャンルの楽曲を世に送り出す上で大きな役割を果たした。