日本記録名
日本で最も古い噴水
日本記録保持者名
兼六園の噴水
日本記録数値
1861年
日本記録名(英語)
Oldest fountain in Japan
日本記録保持者名(英語)
Kenrokuen Fountain
兼六園の噴水は、石川県金沢市にある日本三名園の一つ、兼六園内に存在する日本最古とされる噴水である。この噴水は、江戸時代末期の文久元年(1861年)に、加賀藩13代藩主の前田斉泰が金沢城内に水を引くために試作させたものと伝えられている。電気などの動力を使わず、噴水より高い位置にある霞ヶ池を水源とし、高低差による自然の水圧(サイフォンの原理)のみで水を噴き上げている。その高さは約3.5mにも達し、当時の技術力の高さを物語っている。日本の造園史における貴重な遺産であり、兼六園の見どころの一つとして親しまれている。