日本記録名
日本初の金貨
日本記録保持者名
開基勝宝
日本記録数値
西暦760年
日本記録名(英語)
First gold coin in Japan
日本記録保持者名(英語)
Kaiki Shouho
開基勝宝(かいきしょうほう)は、奈良時代の760年に鋳造された日本初の金貨である。当時の女帝である孝謙上皇(重祚して称徳天皇)の時代に、銀貨である大平元宝(たいへいげんぽう)、銅貨である万年通宝(まんねんつうほう)と共に発行された「皇朝三銭」の一つ。当時、金は大変貴重であり、この金貨は一般に流通するというよりは、恩賞用や国家の威信を示すための記念的な意味合いが強かったと考えられている。現存数は極めて少なく、まさに日本一歴史のある金貨として、その価値は計り知れない。