日本記録名
日本で初めての動く歩道
日本記録保持者名
阪急梅田駅ムービングウォーク
日本記録数値
1967年
日本記録名(英語)
First moving walkway in Japan
日本記録保持者名(英語)
Hankyu Umeda Station Moving Walk
日本初の「動く歩道」(ムービングウォーク)は、1967年(昭和42年)に、大阪の阪急梅田駅(現:大阪梅田駅)に設置された。当時、神戸線ホームの移設に伴い、駅構内の移動距離が長くなる乗客の負担を軽減するために導入されたものである。フランス製で、駅の2階と3階の改札口を結ぶ連絡通路に設置され、多くの利用者に驚きをもって迎えられた。未来的な乗り物として注目を集め、単なる移動手段としてだけでなく、駅の名物ともなった。この阪急梅田駅の導入は、その後の日本の空港や大規模施設における動く歩道の普及の先駆けとなった、歴史的な事例である。