日本記録名
日本で初めての星間探査機
日本記録保持者名
さきがけ (MS-T5) 
日本記録数値
1985年1月8日
日本記録名(英語)
First successful launch of an interstellar probe in Japan
日本記録保持者名(英語)
Sakigake(MS-T5) 
「さきがけ」(MS-T5)は、日本の宇宙科学研究所(後のJAXA)が開発・運用した日本初の惑星間空間探査機である。1985年1月8日に、鹿児島宇宙空間観測所からM-3SIIロケット1号機によって打ち上げられた。主目的は、新型ロケットの試験と、ハレー彗星の観測を目指す本番機「すいせい」に先駆けて、深宇宙探査の技術を試験することであった。ハレー彗星に約700万kmまで接近し、太陽風プラズマの観測などに成功した。この成功は、日本が自国の技術で惑星間空間へ探査機を送り出す能力があることを世界に示し、その後の日本の宇宙探査の礎を築いた、まさに日本初の快挙であった。