日本記録名
日本初の国内特許取得者
日本記録保持者名
堀田瑞松
日本記録数値
1885年8月14日
日本記録名(英語)
First domestic patent holder in Japan
日本記録保持者名(英語)
Juisyo Hotta
日本の特許制度における記念すべき「特許第1号」を取得したのは、発明家の堀田瑞松である。彼は1885年(明治18年)8月14日に、自身が発明した「堀田式錆止塗料」の特許を取得した。この発明は、漆を主成分とし、鉄や鋼の錆を防ぐ画期的な塗料であり、特に艦船の船底をフジツボなどから保護する目的で開発された。当時、日本の近代化に伴い、鉄製の船舶や建造物の需要が高まっていたため、この防錆技術は非常に重要であった。堀田瑞松は、日本の近代産業の発展に不可欠な技術を生み出し、日本初の特許取得者として、日本の知的財産権の歴史にその名を永遠に刻むこととなった。