日本記録名
日本初のハイジャック事件
日本記録保持者名
よど号ハイジャック事件
日本記録数値
1970年3月31日
日本記録名(英語)
First hijacking in Japan
日本記録保持者名(英語)
Yodo Hijacking Incident
1970年3月31日、共産主義者同盟赤軍派のメンバー9人が、乗客乗員129名を乗せた羽田発板付(現・福岡)行きの日本航空351便、愛称「よど号」をハイジャックした。これが日本初のハイジャック事件として知られる「よど号ハイジャック事件」である。犯人グループは日本刀や爆弾などで武装し、「我々は明日のジョーである」との声明を残し、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)へ向かうよう要求した。機体は給油のために福岡空港、さらに韓国の金浦国際空港に着陸。人質解放交渉の末、山村新治郎運輸政務次官が人質の身代わりになることで乗客は解放され、機体は北朝鮮へ渡った。この事件は日本社会に大きな衝撃を与え、その後のテロ対策のきっかけとなった。