日本記録名
日本で初めて作られたストーブ
日本記録保持者名
源吉ストーブ
日本記録数値
1856年
日本記録名(英語)
First stove made in Japan
日本記録保持者名(英語)
Stove
1856年(安政3年)、蝦夷地(現在の北海道函館市)にて、石工の源吉によって日本初の国産ストーブが製作された。当時、寒冷地である箱館の冬の厳しい寒さをしのぐため、箱館奉行所がイギリス船に乗り込んでストーブをスケッチさせ、それを元に源吉が作り上げたとされる。この「源吉ストーブ」は鋳物製で、日本の生活様式に暖房器具という新たな文化をもたらす先駆けとなった。日本の職人が西洋の技術を模倣し、自国のものとして昇華させた初期の事例であり、日本の近代化の一端を象徴する出来事であった。