日本記録名
日本で初めての西洋式ガス灯
日本記録保持者名
大阪市の造幣局周辺
日本記録数値
1871年
日本記録名(英語)
First Western-style gas lamp in Japan
日本記録保持者名(英語)
Around the Mint in Osaka City
日本初の西洋式ガス灯は、1871年(明治4年)に大阪の造幣局(現在の大阪市北区)周辺で灯された。これは、造幣局の機械を動かすためのガスを製造する過程で発生する余剰ガスを利用して、局員の通用門や近隣の街路に設置されたものである。このガス灯の点灯は、日本の都市における近代的な夜間照明の始まりを告げる画期的な出来事であった。翌年には横浜の馬車道、さらにその翌年には東京の銀座へとガス灯は広がり、文明開化の象徴として日本の夜を明るく照らし、人々の生活様式に大きな変化をもたらすきっかけとなったのである。