日本記録名
日本で初めての国産電気炊飯器
日本記録保持者名
東京芝浦電気製電気炊飯器
日本記録数値
1955年
日本記録名(英語)
First domestically produced automatic rice cooker in Japan
日本記録保持者名(英語)
Electric rice-cooker
日本初の自動式電気炊飯器は、1955年(昭和30年)に東京芝浦電気(現在の東芝)から発売された。この画期的な製品は、町工場の経営者であった三並義忠氏とその妻、風美子氏による発明が元になっており、炊き上がると自動でスイッチが切れるという仕組みを持っていた。それまでのかまどでの炊飯に比べ、火加減の調整が不要で手間がかからないことから、主婦の家事労働を劇的に軽減する「主婦の味方」として大ヒット商品となった。この炊飯器の登場は、日本の食文化と生活様式に革命をもたらし、その後の家電製品の発展に大きな影響を与えた、日本初の快挙であった。