日本記録名
日本で初めてのロボット
日本記録保持者名
學天則
日本記録数値
1928年
日本記録名(英語)
First robot in Japan
日本記録保持者名(英語)
Gakutensoku
學天則(がくてんそく)は、1928年(昭和3年)に生物学者であり、新聞記者でもあった西村真琴によって製作された、日本初のロボットである。昭和天皇の即位を記念して京都で開催された大礼記念京都博覧会に出品された。空気圧を動力源とし、腕を動かして文字を書く仕草をしたり、表情を変化させたりすることができた。単なる機械人形ではなく、「天の法則に学ぶ」という思想を体現した、芸術的、哲学的な作品であり、西洋のロボットとは一線を画す存在であった。その独創性と技術は国内外で高く評価され、日本のロボット開発史の原点として語り継がれている、日本初のロボットである。