日本記録名
日本で初めての国産蓄音機
日本記録保持者名
ニッポノホン
日本記録数値
1910年
日本記録名(英語)
First phonograph in Japan
日本記録保持者名(英語)
NIPPONOPHONE
日本初の本格的な国産蓄音機は、1910年(明治43年)に日本蓄音器商会(後の日本コロムビア)が発売した「ニッポノホン」である。同社は、アメリカ人貿易商F.W.ホーンによって設立され、当初は輸入販売を行っていたが、国産化の必要性を感じ、自社工場で製造を開始した。この「ニッポノホン」シリーズの発売により、音楽を家庭で楽しむという文化が日本に根付き始め、レコード産業の発展の礎を築いた。これは日本の音楽文化の黎明期を象徴する出来事であり、多くの人々に音楽の感動を届けた、記念すべき日本初の国産蓄音機であった。