日本記録名
日本で初めてのカメラ付き携帯電話機
日本記録保持者名
VP-210(VisualPhone)
日本記録数値
1999年9月
日本記録名(英語)
First mobile phone with camera function in Japan
日本記録保持者名(英語)
「VP-210(VisualPhone)」
日本初のカメラ付き携帯電話機は、1999年(平成11年)9月にDDIポケット(後のウィルコム)向けに、京セラが開発・発売したPHS端末「VP-210(VisualPhone)」である。本体前面に約11万画素のCMOSカメラを搭載し、撮影した画像をEメールで送受信できる機能を備えていた。テレビ電話機能も搭載しており、コミュニケーションの形を大きく変える可能性を示した。翌年には、J-フォン(現在のソフトバンク)から「写メール」サービスが開始され大ヒットするが、その先駆けとなったのがこのVP-210であった。携帯電話にカメラを内蔵するという、今では当たり前の文化を創造した、日本初の画期的な製品である。