日本記録名
日本初のアレルギー物質(IgE)発見
日本記録保持者名
石坂公成・石坂照子
日本記録数値
1966年2月20日
日本記録名(英語)
First person to discover an allergic substance (IgE) in Japan
日本記録保持者名(英語)
Kimishige Ishizaka and Teruko Ishizaka
石坂公成・照子夫妻は、1966年に米国コロラド州デンバーで、花粉症などのアレルギー反応を引き起こす原因物質が、それまで知られていなかった新しいタイプの抗体であることを発見した免疫学者である。この発見はアレルギー研究の歴史における金字塔であり、夫妻は「日本初のアレルギー原因物質発見者」として世界的に知られている。彼らが発見したこの抗体は「免疫グロブリンE(IgE)」と名付けられ、その後のアレルギー疾患の診断や治療法の開発に革命をもたらした。夫婦二人三脚での研究活動は多くの困難を伴ったが、互いに支え合いながらこの偉大な発見を成し遂げた。その功績はノーベル賞級と高く評価されており、アレルギー研究の分野における「日本一」の業績として輝いている。