日本記録名
日本で初めての山岳測候所
日本記録保持者名
筑波山神社・筑波大学計算科学研究センター共同気象観測所
日本記録数値
1902年
日本記録名(英語)
First mountain weather station in Japan
日本記録保持者名(英語)
Meteorological Station of the Mt. Tsukuba Shrine & Center for Computational Sciences, University of Tsukuba
日本初の恒久的な山岳測候所は、1902年(明治35年)1月1日に、茨城県の筑波山山頂(男体山)に設置された筑波山測候所である。平地とは異なる山岳特有の気象を継続的に観測することは、天気予報の精度向上や高層気象学の研究にとって不可欠であり、この測候所の開設は、日本の気象観測史において画期的な出来事であった。長年にわたり貴重な気象データを蓄積し、日本の気象学の発展に大きく貢献した。2001年に気象庁の測候所としては廃止されたが、現在は筑波大学が観測を引き継いでいる、歴史ある日本初の山岳観測拠点である。