日本記録名
日本初の映画興行
日本記録保持者名
南街会館
日本記録数値
1897年2月15日
日本記録名(英語)
First movie box office in Japan
日本記録保持者名(英語)
South Street Hall
1897年2月15日、大阪の南地演舞場(後の南街会館)にて、フランスのリュミエール兄弟が発明した「シネマトグラフ」による映画の上映会が開催された。これはキネトスコープのような個人鑑賞装置とは異なり、スクリーンに映像を投影し、不特定多数の観客から入場料を取って見せるという、現代に繋がる形式の映画興行であった。このことから、南地演舞場は日本の「映画興行発祥の地」として知られている。この日本初の映画興行は、映画が一大産業へと発展するきっかけとなり、大衆娯楽の王様としての地位を確立していく上で歴史的な第一歩となったのである。