日本記録名
日本で初めての高速道路
日本記録保持者名
名神高速道路
日本記録数値
1963年
日本記録名(英語)
First highway in Japan
日本記録保持者名(英語)
Meishin Expressway
1963年7月16日、滋賀県の栗東ICから兵庫県の尼崎ICまでの71.7kmの区間が開通した名神高速道路は、記念すべき日本初の高速道路である。それまで主要な移動手段であった鉄道に代わり、自動車が国土の主役となるモータリゼーションの幕開けを象徴する出来事であった。時速100kmという、当時の一般道では考えられない速度で自動車が走行する光景は、日本社会に大きな衝撃と感動を与え、経済成長を加速させる大動脈としての期待を一身に背負う存在であった。この開通は、単に新しい道路ができたというだけでなく、日本の交通史における一大転換点であり、その後の全国的な高速道路網整備の礎となったのである。