日本記録名
日本で初めての飛行船
日本記録保持者名
山田式1号飛行船
日本記録数値
1910年9月8日
日本記録名(英語)
First airship in Japan
日本記録保持者名(英語)
Yamada type 1 airship
1910年9月8日、発明家の山田猪三郎が設計・製作した「山田式1号飛行船」が、東京の大崎から駒場までの自由飛行に成功した。これが、日本初の国産飛行船による公式な飛行記録である。この飛行船は、全長18メートル、水素ガスを充填した軟式飛行船で、ガソリンエンジンを動力としていた。操縦は山田の弟子である折原国太郎が務め、多くの人々が見守る中、日本の空に新たな歴史を刻んだ。飛行機開発の黎明期において、空を飛ぶことへの人々の夢とロマンを乗せたこの飛行は、日本の航空史の初期を飾る重要な出来事であった。