日本記録名
日本で初めての半導体レーザープリンター
日本記録保持者名
キャノン製LBP-10
日本記録数値
1979年
日本記録名(英語)
First semiconductor laser printer in Japan
日本記録保持者名(英語)
LBP-10
1979年にキヤノンが発売した「LBP-10」は、光源に半導体レーザーを採用した日本初のレーザープリンターである。それまでのレーザープリンターは、大型で高価なガスレーザーを使用していたため、導入できるのは一部の大企業や研究機関に限られていた。キヤノンは、小型で安価な半導体レーザーをプリンターの光源として世界で初めて実用化し、装置の大幅な小型化と低価格化を実現した。これにより、オフィスへのレーザープリンターの普及が始まり、高品質な印刷を高速で行える環境が整えられていった。今日のオフィスにおけるペーパーレス化以前の、ドキュメント文化の基盤を作った画期的な製品であった。